新型 Audi A4に乗った

卒業式を終えてからアウディ北九州に出かけた。目的は新型A4に乗るためである。
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早速、新型A4に乗ってみた。用意されていたモデルはA4 Quattro S-lineであった。現時点での最上級モデルである。
まずはA4を眺める。やはりかなり体が育ってはいるが、A6程大きくはない感じであった。何より印象的だったのはボディパネルの作り。各パネルの精度が非常に高く、先代より相当高級に見えた。
早速ドアハンドルを引く。??これまではドアハンドルがそのまま平行に出てきていたのだが、ヒンジがハンドルの上部に移りドアハンドルを斜め上に引き上げるようになっていた。タッチは軽いが個人的には違和感があった。乗り込むのは当然であるが簡単、先代のQ7の様にAピラーに顔をぶつけることもなく楽に着座できた
既にエンジンがスタートされていたので、バーチャルコックピットでナビ画面が出ていた。ダッシュボード中央にもメルセデス張りのiPad風のディスプレイがそそり立っていた。室内は当たり前だが十分に広い。ダッシュボード周りはスイッチ類が沢山散りばめられていたが、よーく眺めると基本的なデザインは新型パサートと同じだ。成長して1840ミリにもなった車幅拡大の最大の恩恵は運転席の足元だろうと思う。左足を置くスペースが完全ではないが設けられていている。ペダル配置もかなり自然で先代A4のような不満がなくなった。新しくなったシフトセレクターにはPのポジションが無いのだ。グリップ4時にあるPボタンを押すとNとDポジションの間に赤いPの文字が出てくるだ。これは慣れるまでちょっと違和感があるかも。まあメルセデスのステアリングコラムにあるシフトセレクターよりはずっとマシだ。
さてアクセルを踏み込み発進する。いつも通り僕にはステアリングは軽すぎるが、反応はごく自然であった。2リッターエンジンは252馬力もあるので、そう軽くもないボディをグイグイ加速してくれた。十分に早い。多分250キロは出るだろう。アウディ北九州の試乗コースの路面は荒れているところが多いので、乗り味をチェックするのに丁度良いのだ。ドライブセレクトはコンフォートモードであったが、かなり硬めに感じた。しかし足回りはかなりしなやかで、路面からの騒音も少なく、とても快適であった。途中スポーツモードに変更してみた。コンフォートより少し足回りが締まり排気音がちょっと大きくなった感じがしただけで、TTのように劇的には変化してない感じであった。試乗後半では早くも硬めの足回りも気にならなくなり、むしろしなやかな良い乗り心地と感じるようになっていた。
新しい A4は正直なところ良い車であった。不満な点は殆どないが、強いて挙げるとすれば1840ミリもある車幅と、その気でオプションをつけたら700万円を簡単に超えてしまうことだろうか。




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今日も乗ったのは黒いFFモデル。
早速乗り込む。僕のTTに比べるとシートが少し小ぶりの感じがするのは僕の錯覚だろうか。このFFモデルにはパワーシートの設定がないので、ドライブポジションの調整がちょっと面倒だった。ダッシュボードのデザインは相変わらず素晴らしい。A4に比べると操作系がとてもすっきりしている。やはりTTの方が格好良いは。
さて発進。いきなりロードノイズが侵入してきた。A4の方が静かだが、ちょっと走ったらそれも気にならなくなった。理由はTTの走りがとても軽快でステアリングの反応も機敏で、運転がとても楽しかったからである。
試乗を終えてまた感じたのは、FFでよかったかも!である。

帰道で感じたのは僕の2代目TTは新型に比べると明らかに重く、すべての反応がダルに感じられた。あと3ヶ月の辛抱である。

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by acielmd | 2016-03-05 23:52 | 自動車 | Comments(0)

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