BEWI PICCOLO

今朝は晴だが、雲が多い。時々小さな雪のようなものも降ってきたりしている。寒い。

お供はPICCOLO付きのLeica IIIfにした。PICCOLOはBEWIというドイツのメーカーの小型の単体露出計だ。
今を去る30年ほど前、新宿のカメラ店でこのPICCOLOを発見した。とても小型なので、欲しいなと思った。確か9,800円くらいの値段が付いていたと思うが、当時使っていたNikon F2やFMにメーターが入っていたので、乏しい懐具合では敢えて買うほどではなかった。
その後、ライカを使うようになってPICCOLOがあったら、意外に役に立つのかな考えたことがあった。随分前にPICCOLOを探してみたが、既に生産は終了したようだし。後継機もでていないようだった。その後は色々な小型メーターを手に入れたので、またPICCOLOのことは忘れてしまっていた。
そうしたところ先日ヤフオクに出てきたので落札した。落札額は30年前の価格とほぼ同じであった。セレンが駄目でもOK。まあ昔の思い出の品ということである。
BEWI PICCOLO_f0083903_930246.jpg
ズマリット付きIIIfに取り付けたピッコロ。
入手後、ゴッセンのデジシックスと露出を比較してみるとほぼ同一の値がでるので一安心した。
今朝、実際にIIIfに取り付けて使用してみると見掛けは凄く見掛けが良いが問題が結構あった。
まずPICCOLOの露出の表示は倍数系列識なのだが、IIIfは国際系列である。PICCOLOのシューの足が中央にあるためにシャッターダイヤル半分とシャッターのセット指標が見えない。通常僕はズマリットのような大型レンズを使う場合、アクセサリーシューに単独ファインダーを取り付けるのであるが、当然それが無理なためボディの内蔵ファインダーでの撮影となり大きなズマリットの鏡胴に視野が蹴られてファインダーがよく見えない。まあこんなもんさ・・・。
理想と現実のギャップである。

午後は予定がないので、D3XでSFJの右側面の撮影をしようと考えている。
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by acielmd | 2009-01-15 10:02 | Comments(0)

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by ritomo
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