50mm Lenses from Old to New・2

夕食後にα7R2にまた50ミリレンズを装着して撮り比べてみた。今夜はライカちツアイス系である。
レンズはエルマー50/3.5とズマリット50/1.5のLマウント。MマウントはエルマーM50/2.8、球面ズミルクスM50/1.4、ノクチルクスM50/1.0。ツアイスはCゾナー50/1.5ZM、プラナー50/2ZMにノクトン50/1.1VMの合計8本である。絞りは全て開放で撮影してある。
50mm Lenses from Old to New・2_f0083903_22183349.jpg
Leica Elmar L 5cm F3.5( Red-Scale Elmar) F3.5

2本のエルマーは開放F値が抑えられているので開放でも良く写る。設計の古い2本のF1.5レンズは似たような甘い描写である。それに比べると球面のズミルクスはかなり良い描写ではあるが、完璧ではない。開放で一番写りが良いのプラナー50/2ZMだと思う。この描写は普通のズミクロン50/2とよく似ているのだ。しかしながら、僅かにズミクロンの方が焦点距離が長く、画像が大きい。ライカのレンズはどれも50ミリ以上あるのがわかる。大口径のノクチルクスはハロが多くかなり甘い。また周辺光量落ちも強い。それに比べるとノクトンは中心部の解像はかなり良くて、設計の新しさを見せつけている。
この中で1本選ぶなら、僕はノクチかな。なぜかって?良く写らないから面白いのだと捻くれてみる。

例のごとく、以下のリンクに100%画像を貼ってある。









Commented by bishamonjuku at 2015-10-13 23:43
先生こんばんは。
昔のエルマーって、やはり凄いんですね。
Commented by acielmd at 2015-10-14 11:36
塾長さん、こんにちは。
おっしゃる通りです。生まれて初めてエルマーの3半で撮ったネガを見て写りが良いのに驚いた記憶があります。
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by acielmd | 2015-10-12 23:14 | Comments(2)

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