Testing the FE250/4

看護学校の講義が終わってから、202FAにCFV-50をセットし、三脚とレンズをトランクに詰め込んで、自宅傍でテスト撮影をした。
レンズはFE250/4、CFi250/5.6、CFE180/4、CF350/5.6に1.4XEテレコンバーターである。
Testing the FE250/4_f0083903_23143399.jpg

まずはFE250/4で撮影した。絞り開放から1絞りづつ絞り込んでみた。絞り開放でもそこそこの描写ではあるが、なんとなく甘い感じがする。この感じは絞り込んでも残っていて、切れるようなシャープなレンズではない感じだ。だからと言って使えないレンズということはではない。何というか柔らかい描写をするレンズという印象である。

続いて、FE250/4にテレコンバーター1.4XEを装着した。250X1.4=350であるから、FE350mm F5.6という訳である。
描写は当然マスターレンズの性能に左右されるので、あのなんとなく冴えない描写のまま画像が大きくなっている。しかし、これも使えない訳ではなく十分に実用になる組み合わせである。特に202FAでの使用はCF350/5.6より遥かに使いやすくなっている。サイズもコンパクトなのも実用的である。F8で撮影したイメージをアップしているが、絞り値がF8なので、実際の絞り値はF11になる。これまた絞り込んでもあまり描写に変化はないが、絞り込むことで被写界深度は深くなるが、その分シャッター速度は遅くなりブレのリスクが大きくなる。そのあたりを考慮しながら絞りを選ぶべきだが、テストが十分でないので、まだよくわからないというのが正直なところである。

1.4XEを装着したまま、CFE180/4にレンズを交換した。ここで注意がいる。テレコンを含めたチューブの類を使用する際は厳しいルールがある。まずボディにチューブを装着してその後レンズを装着する。取り外しはまずレンズを外してから、チューブを外す。もしレンズとチューブを一体にしたままボディから外すと、チューブを外した途端レンズのチャージが解除され、レンズ装着が出来なくなる。
さて180X1.4=252なので、CFE180/4は252mm F5.6となる。結果は良好でマスターレンズの性能が良いので、テレコンを使用してもかなり良い画質を保っていた。レンズの携帯数を少なくしたい時にはこのレンズにテレコンを使って250ミリの代用にすることが可能である。ちょっと儲かった感じがしている。

次はCFi250/5.6である。このレンズの光学系はC250/5.6と事実上同一という古い設計のレンズである。あまり結果に期待を持っていなかったのだが結果を見て驚いた。実にシャープなレンズであった。絞り開放でも十分にシャープな上に250/4よりははるかにくっきりとした画像が出来ていた。しっかりピントを合わせ、ぶれないように写真を撮れば、250/5.6も実によく写るのである。これだけ写れば、FE250はなくても困らない気がした。まあ一絞り明るいので、ピント合わせは楽だが・・。
作例は敢えて絞り開放もイメージをセレクトした。

最後はCF350/5.6である。これまでこのレンズもC時代よりマシという印象しかなかったレンズである。今日はしっかりした三脚に据えて、極力ぶれないように注意して撮影してみた。そうしたところ意外にシャープな画像を得ることができた。見方によってはFE250/4に1.4倍テレコンを併用した画像よりシャープな印象がある。最大の問題はレンズバレルが長いのでとてもぶれやすいということ。しっかり扱えれば、結構使使い物になるのがわかった次第。

ということで、望遠系のレンズのテストをしてみた。そうして感じたことだが、ハッセルのCレンズは偉大だったということである。
明日は何して遊ぼうかな。



Commented by スカルピア at 2015-09-12 23:59 x
参考になりました。望遠はCFi250あたりから攻めたいと思います。まず60mmを発見したので、コレからいきたいと思います。
Commented by acielmd at 2015-09-13 12:32
スカルピアさん、こんにちは。
CFiの必要はなくCFでもCでも良いと思います。
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by acielmd | 2015-09-12 23:52 | Comments(2)

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