月曜日かあ
2014年 06月 23日
今朝は曇り。お供はV3、レンズはFT1経由で70-200/2.8にしたがたいした写真はなかった。
少し前にDVDを1枚買った。タイトルは「ブルーマックス」である。主演は今は亡きジョージ・ペッパードである。
内容はWWW1世界大戦のドイツ空軍の架空のエースの話である。ストーリー等はどうでも良いのである。要は出てくる飛行機である。「フライボーイズ」「レッドバロン」などの最近の映画で地上では原寸大のレプリカは出て来るが飛行シーンは全てCGである。だが、この「ブルーマックス」では実写である。全ての飛行機がレプリカないしは改造機で実際に飛ばして空中戦等の飛行シーンをこなしているのである。
登場する機体はドイツ側はフォッカーD.7、フォッカーDR.1、ファルツD. III、イギリス側がSE-5である、その他にモラン・ソルニエMS-225(これは多分本物)と多分タイガーモスかスタンペあたりを改造した機体が出て来る。
フォッカー、ファルツ、SE5はフライアブルなレプリカである。これが結構元気良く飛ぶので、飛行シーンだけは楽しめる。ただドイツの機体全てに奇妙奇天烈なローゼンジ迷彩(パッケージの写真参照)をしているのだ。最初にこの映画を見た時にローゼンジなので超格好いいと思っていたが、今の目で見ると木製モノコックの胴体のファルツの胴体が羽布貼な訳ないし、DR.1は1917年に生産されているが、この時はまだローゼンジ迷彩は採用されていなかった。D.7についてはローゼンジ迷彩であったが、それより驚くのはD.7なのに張線があったりする。
しかしだ、レプリカでもフライアブルな機体を製作して撮影した当時のハリウッドに感謝しなくてはならない。
フライボーイズやレッドバロンのように複葉機がタイファイターに飛行する訳はなく、当時の複葉機は映画のようにタラタラ飛んでいたと僕は想像している。
今夜は講演会があるが、多分休養するだろう。
by acielmd
| 2014-06-23 11:11
| 飛行機
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